CNCレーザー彫刻機でビットマップを出力

ここからは積極的にレーザー彫刻機を使いながら、いろいろと学んでいきます。

今日はビットマップの画像を出力してみました。

Inkscapeで「パス」→「ビットマップをトレース」でパスデータを作り、Lasertools(プラグイン)でGコードを生成します。

遅いPC(モバイル版の第8世代Core i7)だとGコードを生成するのに数時間かかります。ビットマップからGコードを作る場合には凄く速いPCが必要でしょう。

で、たくさん時間を掛けても結果は見合わない感じです。

気を取り直して別のデータを。

QRコード入りのモノづくり塾のラベルを出力してみます。

Gコード生成アルゴリズムがあまり賢くない気がします。こんなものでしょうか?「なんでそう動く?」と思えるような動きをします。

これが結果です。まだX軸の精度が良くありません。改善箇所を見つけなければ!

QRコードは認識できませんでした。精度が悪いからでしょうか?

出力にはそれなりに時間がかかるので、試行錯誤するにも長い時間が必要です。当面、「まともにQRコードが出力できる」を目標にしようと思います。

ずっとプログラマーをやってきて、それに加えて、15年ほど前からモノづくりをやるようになりました。社会人になってからの自分は常に何かを作る暮らしを送っています。たぶん人生を終える日までこんな暮らしを送ることになるでしょう。

自分が作ったモノに文句を言っても仕方ないし、他人が作ったものについても自分の経験と照らし合わせて作る過程を苦労や努力を想像するようになったのであまり文句を言う気になりません。自分が作ったモノについては反省と改善を繰り返し、他人が作ったモノについては用途や目的に合わせて使いやすいように改造する。そのようにモノに対する姿勢が変わってきました。「アレが悪いコレが悪い」と言って過ごすより「ココはこうしよう」と考えて過ごす方が精神的に楽な気がします。もしかすると、こういう自分の変化がモノづくりをするようになって手に入れた最も貴重なものかもしれません。

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