若い人はすぐにできることばかりなので大人向けについて考えました。
背景
モノづくり塾の建設にあたって行政職員、士業、現地業者などとの交渉や調整、相談などをする機会が多いが、情報化(デジタル化)が進んでいないので非効率で属人的。実際の仕事は経験や専門知識が必要で業界特有の習慣もあってひと括りにこうすれば良いという方策はないものの、工程や予算の管理、情報共有や交換だけでも情報化を進めた方が良いと考えた。デジタル化されているのは従来手書きでやってきた作業の清書みたいなことくらいです。今だにFAXや電話が主要なツールとして使われている。
想い
今、地方自治体の多くが人口減少や少子化を問題として認識していますが、この傾向は簡単には変わるとは思えません。人口が減少すれば各種サービスを担う人材が減り効率良く仕事をしなければ快適な暮らしができなくなる恐れがあります。人特有の仕事は残るにしても、それらの仕事と仕事の間に介在する非効率は極力減らしたい。
前提
- 各人の投資額はゼロあるいは極少額とする
- スマートフォンで運用できる
- 操作が簡単(LINEやSNSを使える人なら使える)
内容
TrelloやNotionなどのスマートフォンで運用できるプロジェクト管理アプリケーションを導入し操作方法や具体的なプロジェクトを例題として操作に習熟する。
SlackやDiscordなどのスマートフォンで運用できる通信アプリケーションを導入し操作方法に習熟して、情報共有や情報伝達の効率を上げる。
Webサイトを開設する、クラウドストレージを活用するなどして情報の共有を促進する。
これらを使いながら、FAXや電話、ワープロによる清書的な作業から離れる。
「やってください」と言ってもやらないので、行政が音頭を取って、行政の相談窓口や行事の運営にこれらのツールを使うようにして住民がこれらのツールを使う方向に導く。
行政のみなさん、頑張ろう!