以前、横浜にある私の工房にいらしてロードバイクのコンポーネントを入れ替えた方がモノづくり塾にいらっしいました。今回はフレームの入れ替えです。遠く千葉県から輪行していらっしゃいました。
WP Bikeのサービスとして、他店で購入したロードバイクの組み立てや部品交換の作業をやっていますが、車両を預かって「出来ました！はいン万円！」ではなくて、できるところ自分でやり、それ以外はやるので見て覚えてねという感じのやり方が好みです。
これが今回持ち込まれた新しいフレーム。ビアンキのカーボフレームです。最近ではなかなか手に入らないリムブレーキ仕様のものです。
これが交換前のバイクでアルミフレームです。ロードバイクに乗り始める人に人気のモデルです。SORAのコンポーネントで組まれていたものをUltegraのセットで組み替えたのが前回の作業でした。シートポストとハンドルバーをカーボン製のものに交換しています。このバイクから部品を外していくことから始めます。
新しいフレームに外した部品を組み込んだのがこれです
写真ではあまり変化がないように見えるかもしれませんが、軽くなったことがはっきり感じられます。傷一つない新しいフレームで組まれたバイクは新車のようで、気分もだいぶ変わるのではないかと思います。
モノづくり塾もWP Bikeも同じなのですが、自分でやりたいという人に知識や技術を移転するのが活動の主体です。「安いから」という理由で仕事を依頼される方もいらっしゃいますが、世の中そんな人ばかりではありません。