業界によって違う感覚

今日は上野原市役所に言ってきました。目的は建築士さんを紹介していただくこと。

気温は高かったのですがずっと曇り空だったので日差しがやわらかくて暑さをあまり感じることはありませんでした。荷物があるときは自動車を使いますが、そうでないならバイクで行くことが多いです。塾がオープンしてからもバイクで通うことが多いでしょう。

横浜の工房から上野原の塾予定地まで片道約70kmです。写真のバイクならば往復で4リットル程度しかガソリンを使わないので、他のどんな交通手段よりも交通費がかかりません。所要時間が短く1時間半から2時間程度ですが、自動車だと30分くらい余計に時間がかかります。行程の9割以上を高速道路を使うことができますが、片道の通行料金だけでもガソリン代を上回るので通常は一般道のみを走ります。

私がこれまで属していたIT業界や現在のモノづくり(製造業)では見積通りに仕事をしないと取引停止になる場合があります。通常は見積の内容(特に金額)には忠実でなければなりません。

対して土建業では見積はあまり尊重されません。やると言ったことをやらないとか、金額がコロコロ変わるとか、かなり大雑把です。たぶん業界の慣習というか気分というか感覚がまったく違うのです。納期や見積を守るのはプロとして当然だと思っていましたが認識の更新が必要です。

天候に左右されることの多い仕事なので仕方ない面もあるのですが割と計画もいい加減な感じがします。現場監督次第というところなのでしょうか。

これは指摘する人が少ないのですが、土木の仕事は結構単価が高いです。私がギターやロードバイクを作る技術料より高いです。「たった3日でそんなにかかるの?」ということが多いです。製造業は大量販売をしないなら労働単価は安いのです。

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