日曜日に木工旋盤が壊れてモーターが回らなくなりました。購入した会社(オフ・コーポレーションさん)に修理の問い合わせをしたところ、持ち込めばすぐに部品を交換してくださるということで、早朝に塾を出て静岡県清水市まで行ってきました。
早朝に出発するつもりだったので、昨夜のうちに車に木工旋盤を積み込みました。これが一人で運ぶには少し重いんです。腰を傷めていることもあって、余計に重く感じます。

早朝の空いている時間だったので、思い切って下道を行くことにしてルートを調べて出発。
塾から秋山村、都留、河口湖、本栖湖、朝霧高原、富士宮と走り、富士川沿いを走って国道1号線に出ます。そこからは目的地まで15分ほど。3時間ほどのドライブでした。
都留から河口湖方面に向かうと富士山が大きく見えます。実際の距離も近いのだと思いますが、都留から、あるいは石和から河口湖に向かって走っていると、雄大な富士の姿を見ることができます。夕方だったりすると怖いと感じるくらい富士山は大きい。

ナビで確認したところ高速を使った最速ルートでも2時間かかる道のりですから、3時間で到着できれば悪くないです。気を良くして復路も往路とほぼ同じルートを走って帰ってきました。往復で280kmと遠いのか近いのか微妙な距離です。ちなみに高速を使った最速ルートを走ると通行料は片道4000円を超えます。
スイッチボックス、モーター、モーターコントロール基盤、スピンドル回転センサーを交換。電子部品はすべて交換したことになります。それも新品に交換したという話ではなく、回転センサー以外はアップグレードされた部品でした。モーターがブラシレスモーターになって、トルクが増し回転音も静かになったのが良いです。急な修理に対応くださったオフ・コーポレーションさんに感謝します。(綺麗なオフィスでした!)

早速、アップグレードされた木工旋盤を使ってオカリナを作ってみました。
全体の形を決める。

吹いた息が抜ける部分の加工。ここはマウスピースと呼んでいいのかな?

さらに拭き口(ここもマウスピース)に差し込む蓋を削って・・・

拭き口に差し込んで、指で押さえる穴を開け、磨いて完成です。

穴の位置が悪いようで、鳴るには鳴りますがあまり良い音がでません。音程の調整は、穴の大きさを調整して行いますが、そもそも穴の位置が悪いので調整してもダメでしょう。
小さなオカリナや笛は端材で作れるので、塾スタッフや塾生のための木工旋盤入門教材として適しています。
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