今日は暑いので涼しい部屋で勉強です。
木工の基本を練習するには箱を作るのが良いと言われます。板と板の組み合わせ方や正確な寸法や角度で加工する練習になるからです。
例えば、引き出しみたいなものをたくさん作るときに、すべてが同じ寸法とは限りませんから、寸法を可変にして設計したい。
FreeCADのようなパラメトリックCADはこれをやるのに便利なのです。
FreeCADにはVarSetという変数表を作る機能があります。ここに箱の縦・横・奥行き・高さ・板厚などの数値を入力しておきます。板と板の接合部のホゾの形を変えられるように、角度も変数として入力しておきます。
縦・横・奥行き・高さの変数を変更すると、上の画像のモデルが下の画像のモデルのように変形します。

さらにホゾの角度とホゾの数を変更すると、接合部の形も変わります。

このような変更に対応できるルーター治具があれば、様々な大きさの箱を素早く作れるようになります。
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