ウクレレ製作体験教室の2日目

ご近所さんにいただいて植えた花が咲きました。枯らさずに済んで一安心です。

今日はモノづくり塾オープン特別企画のウクレレ製作体験教室の2日目。初回はボディとネックの接着まで進んで時間切れでした。今日はその続きです。

まずはネックの握りの部分の成形。南京カンナと小刀を使い気に入る形になるまで削ってもらいました。

次にブリッジの接着です。接着面を整えてからの接着。ここは弦に引っ張られて剥がれることがあるので、十分な接着力を得るために接着面の調整が大事です。

ブリッジが着いたのでナットを削って取り付けて弦を張って組み立ては終わりです。

体験教室でやるのはここまで。

塗装や仕上げは持ち帰ってやってもらいます。簡単なオイル仕上げであればこの場で終わらせられますが、ラッカーなどで塗装するには乾燥を待ってから仕上げるのでもう一日来てもらわなければなりません。

カラッと乾いたマホガニーらしい音が出る良いウクレレになったと思います。

入門者向けとして廉価で売られているソプラノウクレレなら数千円で購入できます。そのようなウクレレでも十分にウクレレの楽しさを味わえると思います。

楽しめれば廉価な製品で良いと思っているので、高い材料を使って手作りした高額な楽器をすすめることは少ないです。ギターを作って売る立場ですが、あまり購入をすすめることはありません。

自分で作る過程を楽しめて、完成した喜びが得られる、次は違うタイプのものを作ってみよう、もっと音色に拘って工夫しよう。そう思ってもらえることの方が喜びを感じます。

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