「生成AIがプロンプトの内容に関係なく肯定的に回答するのが怖い」という話

技術的な研究発表に過剰に不安視する話題でSNSなどで騒がれることがある。 一つ前の投稿で、物語ではなく構造を見ることをすすめているが、これもそれに関係のあるテーマだ。 知っていれば「まあ、そうなるだろうな」という話だ。 … 続きを読む

物語ではなく構造を

── 正義の興奮、印籠の製造工程、そして物語に支配される世界について はじめに 世の中は理念で動く、と言う人がいる。世界は議論で進む、とも言われる。 しかし、歴史を静かに観察すると、世界を動かしてきたのは、もっと単純で、 … 続きを読む

分際という言葉の心地よさ

― 自分の立ち位置で生きるということ ― 平等という言葉は、どうも日本人の身体感覚に合わない。制度の上では必要だけれど、日常の会話で使い始めると、どこかぎこちない。比べる言葉だからだ。 私がしっくり来るのは、やっぱり分際 … 続きを読む

安易な改憲論を捨てるべき理由

憲法の話をすると、たいていの議論は「九条どうする」「緊急事態条項を入れるべきだ」など、条文のレベルに終始する。しかし、条文の話だけをしている限り、永遠に核心には届かない。本来、憲法とは国家の骨格であり、国家の自己規定であ … 続きを読む

始末に負えない人〜独学のすすめ

地位も名声も金も要らぬ。始末に負えない男。 薩摩の西郷さんはそんな人だったらしい。 以前、週末科学者のすすめを書いたけれど、今回はその続きみたいな内容だ。 独学のすすめ 私は、プログラミングもギター作りも建築も溶接も、全 … 続きを読む

批判と提案のあいだにある沈黙〜その3

自分の自治をつくる 批判しても動かない社会。提案しても届かない制度。それなら、外側にもう一つの仕組みをつくるしかない。それが「自分の自治」という考え方だ。 自治とは、何かを管理することではない。自分の頭で考え、自分の手で … 続きを読む

批判と提案のあいだにある沈黙〜その2

批判と提案が届かない人がいるから 批判と提案を、あえて分けて書くことにした。同じ文章の中に入れると、どちらも届かなくなるからだ。 批判を聞ける人は、もうすでに変わろうとしている。だから、痛いところを突かれても受け止められ … 続きを読む

批判と提案のあいだにある沈黙〜その1

「法定点検国家 ― 利権が地方を腐らせる」 法定点検や検査という名の制度が、全国のいたるところで行われている。安全のため、安心のため――そう説明されるが、実際のところ、そうした団体の多くには元役所の職員が天下っている。点 … 続きを読む