資源ゴミという欺瞞

限られた資源を有効に使う——この言葉は一見すると立派だが、実際には“見えるもの”にしか作用しない。 社員が少ない。設備が足りない。こういう資源は目に見える。だから人は、どう使うべきかを考えられる。 しかし同じ言葉をゴミ問 … 続きを読む

構造教育が欠落した世界 — 現象叩きが文明を溶かしていく

人間社会を観察していると、ある深刻な問題が浮かび上がる。それは、多くの人が“構造”というものを見ないまま大人になっているという事実だ。 彼らは目に見える現象だけを相手にして生きる。ルールの理由も、仕組みの全体像も、因果関 … 続きを読む

なぜ自動車に関連する税金が多いのか

地方都市では、自動車がないと、買い物、通院、子供の学校への送り迎えなどができない。公共交通機関が発達した都市部では、自動車は贅沢品かもしれないが、地方都市では生命線だ。自動車は贅沢品だという古い価値観を引きずっているよう … 続きを読む

地域振興政策に文明密度という考え方を取り入れる

移住者のための支援金、移住者のための就職マッチングサービス、共創、スローライフ、都会と田舎をつなぐ・・・ 最近、SNSではそういう広告を見ることが増えた。そういうのを見るたびに、 無理だなと思う。 自然豊かな田舎でのびの … 続きを読む

これが働き方改革だ!

「働き方改革です!」と言いながら、やっていること 政府や大企業が言う「働き方改革」は、だいたいこんな中身だ。 つまり、 会社の負担は減らしたい。個人には、もっと安く、もっと便利に働いてほしい。 というのが本音だ。これを「 … 続きを読む

エア地域おこし、エア保守、エア日本再生

――言葉だけが先に走り、現実が置き去りになる現象 人は善良で、世界はゆっくり沈んでいく 「地域を元気にしたい」「日本を立て直したい」「文化を守りたい」 こういう言葉は、聞こえはとてもいい。 そして多くの人は、言葉を口にし … 続きを読む

Contextual Computingというものの「必要性」

ある日、妻が焼き茄子の話を始めた。 最初は何気ない会話だった。 「美味しい焼き茄子を食べたい」 その話が何日も続いた。 そしてかなり真剣に、茄子を焼くための器具について調べていた。車での移動中も、何やら静かにスマホの画面 … 続きを読む

外界と感情を「構造」と「技術」で見るということ

― ものごとに振り回されないための最初の道筋 ― 人は、外の世界から流れ込んでくる刺激に影響され続けている。誰かの言葉、表情、態度。予想外の出来事や、積もった疲れ。心の中で湧き上がる、説明のつかない感情の波。 それらをそ … 続きを読む

不便な場所は、チャンスのある場所だ

人口が数百人の山あいの集落がある。歩いて行ける距離にコンビニはなく、ガソリンスタンドは一軒だけ。学校も病院も少なく、若い世代は街へ出ていき、戻ってこない。地方に行くと、そんな地域を見ることは多い。 多くの人は、こういう場 … 続きを読む