ドライブレコーダーで語る正義

―― 正義の形をした攻撃衝動 正義が娯楽になるとき スマートフォンとドライブレコーダーの普及によって、交通トラブルは「誰にでも起こりうる日常」から、「消費される映像」へと変質した。そこに映っているのは、数秒から数十秒の断 … 続きを読む

消費側にいると手に入らない視点

私は、退屈するということがほぼない。退屈しないから、テレビや映画を見たいとも思わないし、飲み歩きたいとも思わない。次々にやりたいことが見つかり、それをやるという日々を送っている。誰に言われるでもなく、次にやることが自動的 … 続きを読む

文明密度という設計指針

以前「地域振興政策に文明密度という考え方を取り入れる」という記事を書いた。 そこには、 文明は次のような要素によって成立する。 電力はどうする水はどうする通信はどうする記録はどう残す知識はどう積む技能はどう継承する修理は … 続きを読む

死因という都合の良いラベル

男は八十、女は八十五。だいたいそのあたりが人生の終了時期だと言われる。 うちの父も、それを少し越えたところで風呂場で逝った。母はその年齢を超えて、まだなんとか生きている。静かになったので、もう長くないのかもしれない。 そ … 続きを読む

誕生日を問い直すということ — 失われた命の軸を取り戻すために

自分がいつ生まれたのか。そんな当たり前に見える事実でさえ、私たちは自力で知ることができない。 誕生日とは、誰かに教えられて知るもの。医師が記録し、親が語り、役所が管理し、社会が祝う。私たちの最初の認識からして、自分の手で … 続きを読む

資源ゴミという欺瞞

限られた資源を有効に使う——この言葉は一見すると立派だが、実際には“見えるもの”にしか作用しない。 社員が少ない。設備が足りない。こういう資源は目に見える。だから人は、どう使うべきかを考えられる。 しかし同じ言葉をゴミ問 … 続きを読む

構造教育が欠落した世界 — 現象叩きが文明を溶かしていく

人間社会を観察していると、ある深刻な問題が浮かび上がる。それは、多くの人が“構造”というものを見ないまま大人になっているという事実だ。 彼らは目に見える現象だけを相手にして生きる。ルールの理由も、仕組みの全体像も、因果関 … 続きを読む

なぜ自動車に関連する税金が多いのか

地方都市では、自動車がないと、買い物、通院、子供の学校への送り迎えなどができない。公共交通機関が発達した都市部では、自動車は贅沢品かもしれないが、地方都市では生命線だ。自動車は贅沢品だという古い価値観を引きずっているよう … 続きを読む

地域振興政策に文明密度という考え方を取り入れる

移住者のための支援金、移住者のための就職マッチングサービス、共創、スローライフ、都会と田舎をつなぐ・・・ 最近、SNSではそういう広告を見ることが増えた。そういうのを見るたびに、 無理だなと思う。 自然豊かな田舎でのびの … 続きを読む

これが働き方改革だ!

「働き方改革です!」と言いながら、やっていること 政府や大企業が言う「働き方改革」は、だいたいこんな中身だ。 つまり、 会社の負担は減らしたい。個人には、もっと安く、もっと便利に働いてほしい。 というのが本音だ。これを「 … 続きを読む