モノづくり塾のオープンは早くても来春

建屋の材料の調達先である福島県の建材工場の方と打ち合わせしたときに、どんなに早くても建屋が完成するのは来春3月ではないかと言われました。

これから山梨県上野原市の建築士さんを決める、建築申請を依頼する、申請が通ったら仮設電気工事、水道工事、浄化槽工事、基礎工事と進みます。これらはほとんどが現地の業者を見つけてやってもらいます。この業者を探して、見積を取って、作業依頼するというのが思いの外時間がかかります。おそらくここまでで年内いっぱいはかかってしまうでしょう。

建屋の建設も極力一人でやるつもりでいましたが、柱の間に壁板を落とす作業では最低でも2人、できれば3人は必要で、棟上げでも同様の人数が必要だと言われました。足場の用意もしなければなりません。建築ど素人の自分の見積はかなり甘いのです。幸い建材工場にいる大工さんを助っ人として派遣してくださるというのでお願いするつもりです。

建築に取り掛かるまでに私ができることは図面描きくらいです。

これも建材工場の方が材料の見積のために作った平面図と立面図をもとにCADデータを起こしていますが、建材や建築の用語、建築図を作法などを知らないためにわからない箇所が多く、工場の方に聴きながら理解を深めているところです。やっと最近になってリアルに近いCAD図が描けるようになったところです。

実際は3月の時点では軸組と床と壁までが完成するだけで、その後に屋根(ガルバリウム鋼板)を葺く、壁に透湿防水シートを貼って断熱材や吸音材を詰めて壁板を貼るという作業がありますし、窓やドアなどの建具、階段、作業台などを作り込まなければなりません。電気配線や照明の設置もあります。仮に3月に軸組・床・壁までが完成したとしても、塾運営ができるようになるまでは1ヶ月や2ヶ月はかかってしまうでしょう。これらの作業はほぼ一人でやることになります。

業者に建設をお願いすると木をふんだんに使った20坪の建築はすごい金額になりますが、知人の大工さんに「板倉工法で自分で建てたら?」と言われて安易にその気になった自分がいます。

塾の中でも板倉建築を学習テーマに入れたかったし、建設費用を自分の労力で抑えることができるしで自分で建てるのは良い考えだと思っていますが、思っていたより大変だということを日増しに強く感じています。

でも、もう後戻りはできない。

お手伝いは大歓迎です。(笑)

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