夜中に目が覚めてしまい夜空を眺めていました。気温が10度を下回るようになり、冬目前という感じです。つい2ヶ月前は暑くて作業に支障が出るくらいでしたが、室内なら動いていると丁度いい温度、屋外はもう寒いです。
手元にあったコンデジ(Ricoh GR Digital III)でオリオン座を撮ってみました。コントラストを少し弄ってトリミングしています。
こんな写真でも、リゲルとベテルギウス、オリオン大星雲(M42)の色がわかります。
現実的には行くことができない遠くの星々ですがこれも現実なんですね。
現実は認識ですから、認識できるものはすべて現実。人の数だけ現実があります。認識は人それぞれなので、現実を突き合わせて話をしても噛み合わないことがあります。
事実に基づいて話をすれば良いと思うのですが、これがなかなか難しくて、認識と事実が違うときに、人は認識を優先してしまうことがあります。事実を提示されても都合の悪いことには「そんな筈はない」「そうは思わない」という反応をする。自分の認識を変えたくないという反応です。
生き方は人それぞれです。
私がモノづくり的なこと始めたときはまだ勤め人でした。早めに家を出て会社の近くの喫茶店で下調べ、昼食時も同様、帰宅途中の電車の中では頭の中で段取りを考え、自宅すると夕食を急いで済ませて、モノづくり的な練習をするという毎日でした。1980年代後半からはテレビを観なくなったので、帰宅したら夕食と入浴を済ませて、ビールを飲みながら野球を見る、みたいなこととは無縁です。そんな生き方をするようになったので、ビールと野球観戦という暮らしをしている人と見えているものが違う感じがします。つまり認識が違うから噛み合わないことが多いです。そうなるとなかなか真剣な会話ができなくて、ついついどうでもいい話だけしてやり過ごすということになってしまいます。
さすがに話す気にもならないという程ではありませんが、社交辞令的な会話や当たり障りのない会話になりがちで、あまり楽しくないのです。きっと話した相手も楽しくないんだろうなぁ。