モノづくり塾『ZIKUU』がやらないこと

一つ前の投稿で当面作るものを書きましたが、やることがあるならやらないことがあるはずです。

モノづくり塾がやらないことをまとめておきます。自己規律みたいなものです。我々の法と言っても良いかもしれません。

1.言葉を売って利益を得る

執筆や講演の類はいたしません。言葉は大変便利なもので、言うだけならなんでも言えます。嘘をつくことも容易です。嘘をついたら破綻してしまうモノづくり行為とその成果という実弾だけしか撃ちません。

2.補助金や助成金

事業資金を自分で用意できないようでは事業主としての能力が疑われてしまいます。自立性を担保するには補助や助成なし、甘えなしで事業をしなければなりません。

3.行政からの仕事

行政から仕事を回してもらうという形の仕事はしません。それをやってしまうと塾が既得権益層に含まれてしまう恐れがあるからです。塾では自立性を大事にするという観点から、自分で考え自分で判断することを勧めます。自立性を損なえば自分の判断を曲げてしまう可能性があります。自分で考えて自分で判断してやりたい、そのための知識や技術を身につけたいというのであれば塾生になってください。

4.芸術や観光の活動

地域おこし活動として芸術や観光に力を入れている方々が大勢います。塾としては、これらの分野はそういう方々にお任せしたいと考えていますし、優先しているのはモノづくりという産業の推進で、他のことをやる余裕がありません。塾で作られたものを利用して観光活動をしたい方への協力はしますが、その活動の主体となることはありません。

5.座学中心の指導

塾は、一人ひとりの塾生が実際に手を動かす学び場です。机を並べて講義をするといった形の指導をする予定はありませんし、それをやる設備もありません。

6.性別や年齢による差別

その人がどうしたいか?そのためにどうすれば良いのか?それが私の関心事です。居住地、学歴、職歴、性別、年齢等によって塾生を評価することはありません。

私が山梨県上野原市で金儲けをしようとしていると誤解されている方がいます。商売をするのに、人口が少ない、これから更に少なくなる地域にわざわざ進出しようと思いませんし、みなさんと利益を食い合うような活動はしたくありません。むしろ、そこに無い新しい産業作りや企業作りに貢献したいと思っています。

コメントする