権威と権力

権威と権力の両方を持った場合、権威が損なわれると権力が喪失してしまうので、謝ることができなくなります。

問題視されるマスコミは典型例ですが、困ったことに彼らは権威があると勘違いしているので、二重の意味でダメなのです。

しばしばテレビ番組表と天気予報くらいしか当てにならないと揶揄される新聞とテレビですが、テレビを観なければテレビ番組表は不要ですし、今どきはスマホがあればいつでも天気予報を見ることができるので、テレビを観ないのであれば、テレビだけでなく新聞も不要です。

スポーツ番組くらいはいいだろうという意見も聞かれますが、スポンサー収入によってマスコミに餌をやることになるので、できればテレビ以外のメディアを利用した方が良いでしょう。

マスコミの情報は一方的であり、恣意的な情報の選別が行われてしまいます。常に言いっぱなしで、恣意的な情報が拡散されていくだけで、間違えても滅多に謝らないので止められないのです。構造的に駄目なのです。なので、もう頑張らないで退場した方が良いでしょう。

力というと連想されるのが、腕力、経済力、知力などですが、そういうものに権威を持たせた時の危険性を意識しておくと良いと思います。人の上に立つ者は、これらに溺れない人が向いています。

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