印刷中にホットベッドから印刷物が剥がれやすいので、これまではベッドにマスキングテープを貼っていましたが、それが面倒になったので専用の糊を買ってみました。こんなに小さいのが3500円もします。一説には普通のスティック糊が使えるようですが、試してみないと何とも言えません。後日、スティック糊も試してみようと思います。
早速、この専用の糊を使ってみましたが、見事に失敗。糊を使わない場合よりいくらかマシではありますが。
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右手の方が印刷中に浮いて歪んでいます。
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3Dプリンターには色々と細かな設定があります。ホットベッドの温度やエクストルーダー(フィラメントを溶かして吐出する部品)の温度、印刷ヘッドの移動速度等。設定項目がたくさんあって、それぞれの効果を把握しきれていませんし、仮に把握できたとしても、印刷するモデル毎に適切な設定ができる自信はありません。
印刷の失敗をたくさん経験することになると思われるので、3Dプリンターを買ったら、フィラメントは多めに用意しておいた方が良いでしょう。
機械ですから、部品の消耗やら潤滑油の減少など、買ってきたときの性能を維持するにも知識や経験が必要です。
性能を引き出せれば効率的で便利な機械ですが、何も考えなくてもいい感じにやってくれる訳ではありません。何事も一朝一夕にはいかない。
買って使ってみたは良いものの、上手くいかなくて放置される機械もあるでしょうね。
そんなことを考えると、大したメンテナンスもせずに、暑くても寒くても動いてくれる日本の自動車って凄いと思います。
自動車を作ることは自分にはできませんが、モノづくりの裏側には広大な知識と経験の海が広がっているのを実感しています。