いくつかの代表的な日本の仕口と継手について、解説、実演、実習ができる講座を持とうと思ってCADで3D図を描き始めました。
モノづくり塾にいらっしゃる方の中には、自分で家や小屋を建てたいという希望を持っている方が少なくありません。
私自身がプロの大工ではありませんので、自分が学ぶところからのスタートです。準備ができるまでしばらく時間をください。
目標は、
- 小屋やガレージなどの小さな建築物を自分で建てられるようになる
こと。
そのためには、
- 基本的な大工道具や電動工具の使い方をマスターする
- 代表的な仕口と継手の加工ができる
- 建て方の手順を理解して実践する
という段階を踏むことになると思います。
今回考えている講座は、これらの項目の1と2を解説、実演、実習できるものとしたいと考えています。
1については、差し金の使い方、ノコギリ、ノミ、カンナの使い方、丸鋸やドリルの使い方が主な内容です。
2については、簡単なホゾ、腰掛け蟻継、腰掛け鎌継、追い掛け大栓継、大入れ蟻仕口、腰掛け蟻仕口など加工を数回に分けて行う形になるでしょう。
3については、現時点では検討していません。モノづくり塾建屋のような板倉工法を含めていくつかの工法について解説する必要がありますし、実践する機会がなければ実演や実習ができません。
実習ができるのは塾生に限定しますが、見学するだけなら無料です。但し、投げ銭や寄付は歓迎します。
すべての仕口と継手の3D図を作り、(私の練習を兼ねて)加工例を作るところまで終わったら開講します。
「大工講座を準備します」への1件のフィードバック