FreeCADのカーブワークベンチとパートワークベンチを使って立体構造を描く練習をしています。
これは1/3スケールくらいで描いたカヤックの図面です。
長さ方向に8分割した座標平面のうち、先頭、中間、最後の3平面に断面図を描きます。FreeCADがそれを自然なカーブで繋げて立体を作ってくれます。これを手で描いたらけっこう大変です。
図面として欲しいのはバルクヘッドの部分です。これを実寸で印刷し型紙として使います。
実際に作る時はこのバルクヘッドを内枠として使い、その外側に細い薄板を曲げながら貼って行きます。完成した船体にはこのバルクヘッドは残りません。
制作工程や設計の妥当性を検証するために、一旦この1/3の縮尺で模型を作ると良いかもしれません。
昨日投稿した「キャンパーを作る」のシェルもこれと同様の方法で作ります。
無料で使えるFreeCADはLinux、MacOS、Windowsのどれでも使えます。モノづくりを志す方は使い方をマスターしましょう。
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