納得と説得・信じると信じない

「納得する」は自律的な行為です。対して「説得する」は他律的な行為です。

ときどき「納得できないからもっと説明しろ!」というクレーマー体質の人を見ますが、納得は自分で勝手にする行為で、他人に納得させられるものではありません。クレーマー体質の人は他者依存度が高いと言えるかもしれません。

理解できないこと、理不尽に思うことはたくさんありますが、そんな時は一旦冷静になって自分と向き合う必要があります。難しいことですが、自分が間違っているかもしれないと考えてみるのも有効です。それでも無理な場合は、相手と距離を置けば良い。無理をして付き合えばストレスが増えます。

いくら説得しても納得できないと、人は前に進めません。

「信じる」は裏を返せば「理解できない」です。

理解できたものについては信じるも信じないもなくて、「これはこうだ」と腑に落ちるだけです。

「私を信じて」という人は、信じさせることで人を操ろうとすることが多いです。信じることは思考も停止させてしまいます。

「間違っているかもしれない」と思うのは科学的態度でもあると思っています。「間違っているかもしれない」と思えば、確認や調査をしますよね。それを繰り返して「正しいかもしれない」ことを見つけていくことになります。

自分が完全にできているとは思っていませんが、説得しない、信じてくれとは言わないようにしようと思っていますから、「納得するまでやってみて」「私を信じてはいけない」と言うようにしています。

説得されれば従う、人を信じてしまう。良い人なのかもしれませんが、利用されやすい人とも言えるでしょう。人を疑いたくないと思うのは美風かもしれませんが、信頼できる人ばかりではありません。外国人が増えたり、社会が荒廃すれば人心が乱れ騙そうとする人も増えてきます。本人がそれでもいいと思うならそのままで。それでは嫌だと思うなら改善を。利用されている人を見て気の毒だと思ったら、助言したり環境を変えてあげたり代わりに戦ったり。そう自分で決めるのが良いと思います。

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