モノづくり塾用サーバーの組み立てが終わりました

ケーブルが足りなくて冗長化する2台のHDDのうちの1台だけしか搭載していませんが、一応、PCの組み立てが終わりました。ケーブルが届き次第もう1台のHDDを接続します。

CPUは第13世代Core i5です。このCPUは高性能コア6個と省電力コア4個が搭載されてします。サーバーのようなCPUが遊んでいる時間の長いシステムでは省電力コアが受け持つ処理が多いはずでシステムの消費電力の節約に繋がるでしょう。

メモリはDDR4 3200Mhz仕様の32GBが2枚の64GB。下の画面コピーに見られるように使用量は6%あたりをウロウロしています。これはデータベースが3つアイドル状態で稼働している時のものです。

OSがインストールされている記憶装置はm.2規格の1TB SSDでPCIe 4.0仕様なのでなかなか高速です。

アプリケーションサーバーの能力はこれらで決まります。モノづくり塾では2.5Gbpsのスイッチングハブに接続するのでネットワークもそこそこ速いと思います。

システム管理にはWebminというWebインターフェースを持ったツールを使います。大抵の管理作業はコマンドラインでやれますが、コマンドを入力しにくいスマートフォンからVPNを経由して外出先で管理作業ができるのが良いところです。

アプリケーションはDocker化して動かす予定です。

Docker化されたアプリケーションの管理をするツールとしてPortainerを使います。

主にアプリケーション開発やシステム管理の学習に使われるサーバーなので、1TB SSD上でDockerを使ってソフトウェアを実行することにし、学習者が適宜共有フォルダーのある6TBのHDDに大事なファイルはバックアップする運用です。

モノづくり塾ではこのようなPCを組み立てる方法、Dockerのような仮想化ソフトウェアの使い方、LinuxベースのサーバーOSの使い方なども学べます。

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