Free CADでモデリングしたものを図面に変換したもの。TechDrawというワークベンチを使ってレイアウトしたり寸法を書き込んだりします。とても便利です。
最先端のモノづくりの世界では設計、調達、製造などの組織を跨ったワークフローがCADデータを使って連携するのですが、我々がやっているローテクモノづくりではこういう図面を画面表示するなり紙に印刷するなりして材料や部品の調達や製造を行います。
モノづくり塾は未来の職人やエンジニアが育つ環境にしますが、モノづくりの工程全体を理解して効率よく高品質な生産をするためにはCADを使える必要があると思っています。電子部品にしても機械にしても半導体にしても、コンピューターを使った設計は学んでおくに越したことはりません。
CADは一見敷居が高いと思うかもしれませんし、私自身も最初はあまり上手く扱えない気がしていたのですが、やってみると案外やれるなという気がします。
コンピューターを使った学習の場合は、オンラインで画面を共有してああだこうだ言いながら進めることもできます。いずれそんなことを塾生のみんなとやりたいです。