マグカップを作る

木工旋盤の練習のために持ち手がついたカップの作り方を知ってもらう目的でマグカップを作ってみました。あまり木工旋盤の練習にはならないかもしれませんが、誰もが作ってみたいと思う食器だと思います。

では、手順をお見せします。

バンドソーでカップの形にざっくりと切ります。円周部はなるべく完成時に近く切ると後の加工が楽です。使用した材料はケヤキです。

持ち手の厚みがあるのは、後で横からドリルで穴あけするときに折れると困るからです。

木工旋盤で内側を削ります。木工旋盤を使うのは主にこの部分だけです。

内側が削れたら、持ち手を最終的な大きさにして、後はひたすら小刀やヤスリで外側を成形します。ケヤキは硬いのでこれが結構大変です。初めてやる人はウォルナットなどの刃物で削りやすい材料を選んだ方が良いでしょう。

ベンチバイスなどにしっかり固定して削るのが安全です。私は手で押さえて削るのが好きですが、怪我をしやすいのでオススメしません。

サンディングして仕上げます。

大きめのマグカップができました。コーヒーをガブガブ飲む人向け。

木工旋盤を持っている方は、やり方は一緒なので、こんな方法でコーヒーカップやスープカップなどを作ってみてください。熱いものを注ぐので内側はしっかり塗装してコーティングした方が良いでしょう。

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