だいぶ前に使っていたカメラ三脚が壊れて、雲台だけが残っていました。
邪魔なので再び三脚として活躍してもらおうということで、雲台と三脚を接続する部品を作りました。
旋盤で円柱に加工した後、締め付けネジの逃げの部分をフライス盤で加工しました。
出来たのはこんな部品です。

雲台を取り付けた様子がこれです。

適当な材料を探して脚を作ればカメラ三脚として再登板できます。
昨夜は遅くまで塾生さんといろいろやっていました。

もう何年も前から私生活と仕事に境目がほとんどありません。
仕事は「事」に「仕える」と書きます。何かに自分を捧げる行為という意味になると思います。ここにはお金を稼ぐという意味はまったく含まれていません。生活の中で必要なものを自ら作るというのが私の暮らしですので、儲かる儲からないなんて考えることがほぼありません。塾生さんが「やりたいことをやる」ということを支援するのが塾の存在意義の柱の1本だと考えているので、無理がない範囲でお付き合いさせていただきます。
今日は塾生さんが鉋刃の研磨を体験しました。最終的には私が研ぎ上げて、「切れる鉋」の感覚を味わってもらいました。塾生さんにとっては、今回味わった感覚が当面の目標になります。
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