データ通りの寸法で焼けるようにキャリブレーションをしました。

キャリブレーションは上手くできましたが、X軸の動きが悪くて精度が出ません。

「作」「ぶ」「く」「り」「塾」「Z」「K」「U」に精度の悪さが見えます。X軸の移動量が大きいときに起きがちな現象です。

X軸の動きが悪い原因がいくつかわかっているので、今後、一つずつ対処していきます。
これで一応一段落ついたので、電源ユニット、レーザードライバー、Arduino+CNCシールドをフレームに固定しました。これで持ち運びが楽になりました。

片手で用意に持って運べるので、据え置きせずに使用する度に移動します。
今回のは飽くまでも習作です。作り始めたころは知らないことだらけでしたが、一通り必要なことは理解できたと思います。いずれもっと大きくて高出力なものを作るつもりです。
部品や材料にかかった費用は5万円を少し出るくらいでした。一番高額だったのが10Wのレーザーモジュールで3万円くらい。薄い合板を切り抜けるくらいの出力が欲しかったので10Wのモジュールを選びましたが、絵を描くだけでいいなら、5Wくらいのモジュールを使って1万円以上安く組み立てられます。
設計はFreeCAD、3DプリンターはCreality K1C、スライサーソフトはCreality Print、Gコード生成はInkscape、Gコードの送信にはUnivesal Gcode Senderを使いました。自律と自由を重んじるモノづくり塾はOSのLinuxを含めてオープンソースのソフトウェアを中心に使用していますので、ソフトウェアの費用はゼロです。半田付けをしたり、アルミ部品を切断したり削ったりと、多少の加工は必要ですが、比較簡単な工作だと思いますので、興味がある方は是非自分のレーザー彫刻機を作ってみてはいかがでしょうか。これの応用で3DプリンターやCNCルーターも作れるでしょう。一つづつ学べば絶対に作れます。
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