一つ前の投稿の続きです。
骨格部分の開発が進みました。
メモ入力と機材リストに、なるべくリアルなデータを入力して使い勝手を検討できるところまできました。
「自動カンナの刃を交換するときに指を切りやすいので注意して欲しい」というメモを入れた様子です。実運用では、刃を交換している様子の写真を添付することになります。

画像の保存にはMinIOというオブジェクトストアを使っています。

Web画面からファイルをアップロードする -> MinIOに保存する -> MinIO上の画像パスを取得する -> PostgreSQLデータベースにメモとMinIO上の画像パスを保存する。そんな感じで動作します。
システムは4層構造で、フロントエンドにWeb UI (PWA)、バックエンドにAPIサーバー、その後ろにPostgreSQLとMinIOが動いているという形で、Docker Composeを使いコマンド一発でデプロイできるようにしています。
今日は一日中これを開発していたんですが、思わぬところというか、想定内というか、iPhoneからの画像登録に苦戦しました。結局、良い解決策が見つからず、機能の実装は後回しです。
実際の運用では、iPhoneやAndroidスマホで、その場で写真を撮って、ささっとメモを入力するという使い方をするので、iPhoneで完璧に動かないとお話になりません。
この時点で20%の進捗というところでしょうか。メンテナンスサイクルの管理、消耗品の管理の機能を追加して、スマートフォン完全対応にして、オフラインで入力したデータとサーバーを同期する機能を追加します。最終的に、蓄積したメモは生成AIを使ってまとめて、このアプリの上でマニュアルとして参照できるようにします。20%も進んでないか?
完成した暁には、ZIKUUの行動指針「まほら憲章(漫画で解説しています)」に賛同できる方に無料配布するつもりでいます。詳細は決まっていませんが、MITライセンスのようなライセンスを定義して、そのライセンスに基づいたオープンソースにしたいと思っています。
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