政治関連のネット動画に登場するジェイソン・モーガン氏。日本への理解が深く、言葉の鋭い論客として拝見する機会が増えました。
言葉が鋭いと言えば、三嶋由紀夫です。
ZIKUUでは、AIが異常値を検出できるようなファインチューニングを試みようと思っていて、ズレた人間の行動を研究しています。
AIに正しい文章を生成させることに熱心な人は多いかもしれませんが、AIに学習させるデータは、正しいデータばかりではダメです。ナンセンス、論理破綻、文法破壊など、学習データにはゆらぎも必要です。
早速、AIに思考の癖や言葉の癖を分析させて、AIモーガン氏とAI三嶋由紀夫になりきってもらい、2時間くらい議論をしてみました。
テーマは、「人間のズレ行動が世界を滅亡に導くか」。
これが、すごく面白かったので、小説化しようと思って書いたのがこの『世界の終わり』です。軽いSFドタバタ劇になっています。
学者モーガンが発表した論文を誤解した人たちが、世界を混乱に導きます。外国のスパイが登場したりもします。
この本を読んでから、今から1年後くらいにZIKUUに来ると面白いものを発見できるという仕掛けも入っていて、何重にも楽しめる内容になったと思っています。
「4冊目の小説」への1件のフィードバック