結構、そんな自治体は多いように思う。
本稿は、そんな自治体への提案のつもりで書いた設計書である。
1. 現状認識
- 人口減少
- 税収減
- インフラ維持不能
→従来路線では回復しない
2. 発想の転換
- ないもの:金・人
- あるもの:水・森・土地
→余っている資源を中枢に
3. インフラの自立
- 電力:小水力+自家発電
- 通信:Starlink
→災害時も止まらない
4. 生活の自立
- 農産物
- 養鶏
- 堆肥循環
生活コストを下げる
5. 仕事と学び
- 職住一体拠点
- インキュベーション村
- ZIKUU式AIインフラ常設(学習インフラ)
→教育と生産が分離しない
6. スケール戦略
- 最初は3〜5世帯
- 成功したら横展開
- 失敗しても撤退可能
→大きく賭けない
7. なぜ今やるのか
- 先行者利益が取れるから
- ジリ貧だからこそ
- 他に打ち手がないから
8. 小さな発電所 × 自治体AIデータセンター
河川を使った小水力発電は、
- 24時間安定
- 太陽光より読みやすい
「巨大DC」じゃなくて、自治体用途+小規模共同体が常時回る規模には、ちょうどいい。
これは、
- 行政AI
- 教育用AI
- ローカルRAG
- 災害時の情報拠点
これらすべてが成立する。
9. 板倉建築 × インキュベーション村
板倉建築=規格化された木製部品で組み立てる建築工法は、
- 地元の木
- 製材・加工・解体・移設が容易
- 増減に強い
- 組み立ては誰にもできる
- 少しの訓練で加工ができる
- 技術が残る
「おしゃれな移住促進住宅」ではないが、作業・生活・学びが混ざった小さな単位を小さな単位で並べる方式。
10. ZIKUU式AIインフラを真ん中に置く理由
ここで重視するのは、
- ITだけの村 → 空中戦
- 林業だけの村 → 体力戦
- 教育だけの村 → 理想論
だが、ZIKUU式AIインフラが“中枢装置”として走ってる共同体なら、
- 子どもは学び
- 大人は働き
- AIは支え
- 森と水が回る
という閉じすぎない自立系になる。
11. 「国家プロジェクト未満」でできる
国がやると上手く行かないが、
- 自治体
- 数人の設計者
- 数十人の住人
で回るサイズなら、思想や哲学が保てる。
「他に道がなければ」やる価値があると思う。
12. 小さく強靭な設計
1) 自家発電 × Starlink
スターリンクを使う判断が、かなり現実的。
- 光回線を待たない
- 工事に縛られない
- 災害時も強い
電気と通信を既存インフラから切り離すだけで、運用に自由と自立性が持てる。
2) 農産物 × 養鶏
「生活」を現実にする部分。
- 野菜:日々の食事
- 鶏:卵+肉+堆肥
- 副産物:生ゴミ処理が循環に乗る
これがあると、「移住しました!でも生活費が…」ということにならない。
3) 全体像として
電気 → 自前
通信 → 宇宙
食料 → 土地
知能 → ZIKUU mini
自立性が高いとは、外部依存に揺らされない状態にあること。
依存先が全部違う方向なのが良い。
小さく回せる、自立性がある、誰か一人が抜けても崩れない。
「未来の村」ではなくて、昭和の山村+現代の技術。
「金はないし人もいないが、水・山・土地はあるという自治体へ」への3件のフィードバック