最終回を迎えたエレキギター製作体験教室の講師をやるために福島県郡山市に行ってきました。福島県に入ると粉雪が舞っていて底冷えのする寒さでした。
4時起床で4時半に自宅を出発。東北道に入った頃に朝日を拝みました。
この日はやる事がたくさんあって、終了時間の午後5時には終わらないだろうと思い、なるべく効率的にやろうとスタッフのみなさんと工夫しながら進めました。
フレット打ちから擦り合わせまで。結構、時間がかかります。
ボディの面取りやピックガード作成などトリムルーターを使う加工があったり、電気部品の収まる箇所にノイズシールドのための銅テープを張るなど、様々な作業が続きます。
ネックの取り付けが終わって部品を仮置きするとギターの姿が見えてきます。この辺までくると参加者のみなさんは自分のギターが完成するのが近いとワクワクしてきます。
ナットの弦溝を作って弦を張りギターとしての要素が全て一体になりました。
この時点で予定していた終了時刻を4時間もオーバーしていました。
本当は最後の最後までしっかり指導したかったのですが、時間切れということで、弦高とオクターブの調整方法を口頭で説明して終了となりました。
若干消化不良の教室になってしまったのが残念ですが、木工が初めて、ギターを作るのも初めてという参加者のみなさんは、少しハードルが高い内容でしたが熱心に取り組んでいました。
朝早かったこともあって、帰りの高速ではパーキングエリアで少し仮眠しました。そんなこともあって帰宅は午前2時半でした。過酷な日帰り講師仕事もこれで終わりかと思うとホッとします。