bcコマンドで計算

便利なので電卓代わりにbcというコマンドを使うことが多いです。ターミナルを起動してbcと打てば素早く計算を始められるのが良いです。私の場合は電卓を使うより速く計算ができると感じます。

ちなみにスクリーンショットの内容は令和6年4月から令和7年3月までの上野原市の子供数の減少を計算して、その減少率から10年後、20年後、30年後、40年後の子供の数を計算しています。


令和7年3月までの1年間で減った14歳以下の子供の数
1604-1526
78

令和6年4月からの減少率
78/1604
.0486  (4.86%)

この減少率が10年続くと子供の数は令和6年4月時点の60.8%になる
0.9514^10
.6076

この減少率が10年続くと子供の数は令和6年4月時点の36.9%になる
0.9514^20
.3692

この減少率が10年続くと子供の数は令和6年4月時点の22.4%になる
0.9514^30
.2243

この減少率が10年続くと子供の数は令和6年4月時点の13.6%になる
0.9514^40
.1363

今日生まれた子が30歳になる頃には子供の人口は今の4分の1くらいになるというびっくりの数字が出てきます。

通常は統計に基づいて減少率を計算するので、上の計算のようにリニアに減るという予測はしません。頻繁に推計値は更新されます。上の数字は飽くまでも「直線的な減少率」が前提のものです。鵜呑みにしないでください。

戦争や侵略、大きな災害や飢饉があればもっと速いペースで減るかもしれませんし、何らかの対策が功を奏して増えるかもしれません。個人的には今の対策が功を奏すとは思っていないので、悲観的な数字の方が現実味があると感じています。実際に対策が功を奏していないという現実もありますね。なので、モノづくり塾は人口を増やすことよりも、人口が減ったときにどうあるべきかに関心があります。

数字は嘘をつきませんが、数字で嘘をつく人がいます。数字に弱いと騙されてしまいます。

とある経済学者は「経済学を学ぶ意義」を問われた際に「経済学者に騙されないため」と答えました。学ぶということは自分で考える力を身につけて騙されない人になるためのものとも言えます。

最近でも、大きな騙しがありましたね。

コロナ騒動が起きた時、それまではインフルエンザの感染者数の発表は「今週新たに○○人が新規感染しました」でしたが、コロナの時には「これまで累計で○○人が感染しました」になりました。あれっ?と思って、すぐに関連情報を探して検討したので私の周囲の人たちには被害がありませんでしたが、連日の累計感染者数という大きな数字にびっくりして怖がった人が多かったですよね。

数字で嘘をつく典型例です。

これはよくやる手法なのですが、怖がらせるー>救済案が出されるー>誰もが救済案に飛びつく、という仕掛けが作られます。

今回の仕掛けでは、数字を誇張しマスコミが一斉に報道して怖がらせる、救済案としてワクチンが出てくる、怖がった人々が先を争うようにワクチンを摂取し、周囲の人にマスクをしろ消毒をしろと圧力をかけました。結果的に多額の公金が支出され、ワクチン会社は大儲けし、多くの人が薬害の犠牲になりました。未だにスーパーの入口で手を消毒してマスクを手放せない人が大勢います。自覚がないかもしれませんが、もう社会は壊れています。

余談ですが、ワクチンと言いますが、あれは遺伝子操作製剤です。遺伝子操作した薬だと言ったら怖がって摂取しない人が多かったかもしれません。

しっかり学んで、適切に怖がり、適切に対処するのが大事です。

一緒に学んでいきましょう。

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