塾生の木工練習の2日目

途中、材料の買い出しに出かけたので、この日はあまり進捗はありませんでしたが、先日に引き続き下駄箱作りを兼ねた木工の練習です。この日も、板材の厚み調整、板接ぎを行いました。

手順は、

  • 自動カンナですべての材料の厚みを揃える
  • 板接ぎをする際の接着面の直線出し、直角出しを手カンナで行う
  • サネ用の溝をトリムルーターで掘る
  • 板同士を接着して幅広の板を作る(板接ぎ)
  • 接いだ板を適切な寸法の切断する(丸鋸など)

というもの。

「ここまでは自分一人でも上手くやれそうだ」という気になれば良しです。

木工といってもその範囲は広く、手道具を使った伝統工芸的な繊細なモノづくりから、機械を駆使したモノづくりまで、和の手道具を使うか、洋の手道具を使うかといった違い、と色々あります。

飽くまでも個人的な見解ではありますが、手道具を上手く扱える方が加工に幅ができ、臨機応変な対応が可能なので、高いレベルを目指すなら手道具を使った修練は必須だと思っています。しかしながら、まともにノミを研げるようになるまで、私の場合で5年以上かかっていますが、なかなか「出来る」と言えるとこまでが長い。

材料の厚みを揃える、サネ用の溝を掘るといった工程もノミやカンナで手作業で行うこともできますが、木工を始めたばかりの人には敷居が高いです。

今回の例では、手道具を使うのは板接ぎの接着面を整える作業だけ。それも私が準備した切れる状態のカンナを使うだけです。カンナの刃を研ぎや台を調整するというところまでやるのはもう少し先に進んでから。

塾生は費用を心配せずに納得がいくまで指導が受けられるので、手道具だけで作ることをテーマにしたモノづくりにも挑戦しやすいです。

最終的には手道具を使った加工からCNCを使った機械加工までやれるように、塾生と話し合いながら、テーマと取り組むタイミングを考えていきます。

私としては、なるべく高い基準に目標を置いて、指導・支援をしていくつもりです。やる気のある塾生に対して「この程度でいいか」的な「ちょっとやっただけで出来た気になる」的な妥協は失礼だとも思っています。

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