塾生用大工道具3点セットを準備

使えるのに使っていなかった道具を整備して塾生用にします。

組みノミはすで研いで準備が終わっています。ノコギリは替刃式が3本です。

残るはカンナ。寸八のカンナですが、刃口が荒れていたので補修します。

傷んだ部分をノミで削っています。

削った部分に黒檀の木片を埋めて接着します。

接着剤が硬化したらカンナで出っ張った部分を削り、ガラスの上にサンドペーパーを敷いてカンナの裏を平らにします。さらに刃口と前端だけが少し高くなるように、それ以外の部分を縦カンナで削って台の調整は終わり。

カンナ一つとっても、堅木用はどうする、荒削り用と仕上げ用はどうする・・・・と、キリがないくらい奥が深いのですが、最低限の道具で基本形を学ぶのが大事です。

最後に、刃を研いで挿げます。

私が主力で使っているお気に入りのカンナと同じくらいよく切れます。これなら適切かつ快適な木工作業ができると思います。

日本の大工道具は良いものを揃えるのは大変です。とても高価なのです。なので、なるべく塾で用意して、最初の敷居を下げたいと思っています。また、私が使っているものと遜色のない道具を使うことで、自分の技術の現在地を知ることができるはずです。

木工初心者はノミやカンナも替刃式でも良いかもしれませんし、最近は本職の人も替刃式を使うことが増えていますが、刃物を研ぐのも木工技術の上達に寄与するので、できるだけ研いで使うものを使って欲しいと思っています。研ぎ方の指導もしっかりやります。ノコギリについては、目立てが難しいので替刃式とします。

さらに技術を追求したいと言われたら、カンナの仕立て方やノコギリの目立てのやり方、場合によっては刃の鍛造のやり方まで指導するつもりです。

作る・学ぶモノづくり塾は、広く・深くモノづくり塾でもあります。

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