DAWソフトのArdourでソフト音源を鳴らす

第12世代Core i5搭載のミニPCにUbuntu StudioをインストールしてDTMシステムとして運用しています。運用していると言っても、現時点では音楽再生機としてしか使っていません。その理由は、私がDAWがわからないから。

DAW は Digital Audio Workstationの略で、デジタルで音楽を作るソフトウェアのことです。DTM (Desktop Music = 和製英語、英語では Computer Musicと言ったりBedroom Productionと言ったりします)の中核となるソフトウェアです。

QsynthというソフトウェアでMIDIキーボード(ZIKUUのものはMIDI出力がシンセサイザーです)を接続して遊んだことはありましたが、Ardourでは音を出せていませんでした。

ずっと気になっていたんですが、ついつい後回しにしていて、これではいけないと、今夜は一念発起して真面目に調べてやってみました。

FluidSynthというソフトウェアシンセサイザーを使い、サウンドフォントを読み込ませれば良いだけでした。それをやったらすんなに鳴りました。これでソフトウェアシンセサイザーの録音ができるようになりました。一歩前進です。

ArdourというLinuxで動くオープンソースのソフトウェアは、MacやWindowsで人気のある同分野のソフトウェアに比べると使いにくいという評価をされることが多いです。機能は十分なのですが使いにくい。無料で使える分、使う人が努力しないといけない。FreeCADも似たような状況です。

Ardourについては、日本語で書かれた書籍は見つからないし、使用方法を解説するYouTube動画もほとんどが外国人のものです。Web検索しても、なかなか良い解説は見つからなくて困るのですが、今は生成AIがあります。ChatGPTに質問すれば、海外の情報を検索して日本語で解説してくれます。真偽を確認するためにWeb検索をすることはありますが、知りたいことがあったら、ググるのではなく、ChatGPTに聞くという時代になったように思います。

Ubuntu Studioには最初からDAWや画像や音声加工のためのソフトウェアが入っていて、カーネルは遅延の少ないものが使われているので、インストール後すぐに音楽制作、画像や動画の編集が行えます。第12世代 Core i5搭載のミニPCだと若干力不足な感じがするので、もう少し高速なCPUを搭載したPCを使った方が良いでしょう。塾のPCもいずれ高性能なものに変えます。

中学生のときにギターを弾き始めて大学に入った頃までは頻繁にギターを弾いていたんですが、それ以降、ほとんど弾く機会がなく、今ではほとんど弾けない状態です。家にピアノがあったので、ときどきスコアブックを買ってきて、簡単なJAZZピアノを練習したりはしていましたが、これも長続きせずに今ではほとんど弾けません。昔は作曲をしたりもしていましたが、正直、音楽IQは低いです。でも、YouTube動画のBGMくらいは自分で作りたいと思っています。

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