気象衛星NOAAの画像受信に再挑戦

以前、Raspberry PiとSDRを使って気象衛星の画像を取得するプログラムを走らせていました。そのまとめ記事を投稿しています。

その後、Raspberry Piが壊れてしまい、衛星画像の受信は止まっていました。

Raspberry Piを買い直して、受信を再開しようと思っていましたが、いっそのこと塾のLinuxサーバーで動くものを作ろうと思い、今日、開発を開始しました。

システムの構成はPythonで書いた本体とPythonで書いた簡単なWeb UIで、Dockerでデプロイできる形態になています。受信した画像はWebhookを使ってDiscordに投稿するようになっています。(上の画像がテスト中のDiscordの画面です)

この投稿を書いている時点では、正常に画像を受信できておらず、ノイズだけの画像しか得られていません。

そのノイズだけの画像を表示しているWeb UIが下のスクリーンショットです。

前回使ったRaspberryNOAA v2というシステムは、ソースを見るとかなり複雑な力作です。機能的に等価なものを作ろうと思うと大変そうなので、機能を絞って開発しています。プログラムの構造はほぼ出来ているので、後は画像の受信部分の調整を頑張ればなんとかなるでしょう。

Raspberry Piが登場したころは3,000円くらいだったと記憶していますが、今では10,000〜15,000円です。高速化した新しいモデルには価値があるのですが、如何せん、壊れやすいのです。すでにこの一年で塾のPi 3が2つ、Pi 4が1つ壊れました。GPIOを使う必要があれば別ですが、そうでないなら普通のPCの方が使いやすいのです。

厳格なルールではありませんが、塾では極力アプリケーションはDockerで、という方針もあります。そういう意味では今回の再挑戦は塾のルールを遵守していると言えます。

NOAAのサービスは終了したようです。このプログラムでは画像取得できません。

ロシアの衛星Meteor仕様に改造しようと思います。

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