Z世代の若い人たちと話していると、諦めたように見えることがあります。
「給料が安い」「どうせ頑張っても意味がない」と。
けれど、本当に諦めているなら不満すら出てこないはずです。
その矛盾は、まだ未来を信じたい気持ちの表れだと思います。
社会全体に諦めムードが漂う中で忘れがちですが、
未来は誰かが用意してくれるものではありません。
国でも会社でもなく、自分の手でつくるしかないのです。
私が若い頃から大切にしてきた言葉に “Do the right thing”――「正しいことをしよう」があります。
正しい未来は、待っているだけでは訪れません。
目の前の選択肢から、自分にとって正しいと思えるものを選び取る勇気が必要です。
Z世代のみなさんも同じです。
迷いや不安があるのは、まだ諦めていない証拠。
文句を言うだけでなく、小さくてもいいから自分の手で「始めてみる」こと。
その積み重ねが、未来を形づくります。
諦めそうになったら思い出してください。
未来は、あなたが動かすものです。