かつては「大きなことをやりたいなら都会に出ろ」と言われてきました。
けれど、都会に行くというのは、たいてい「都会の会社に雇われる」ということです。
そこに本当に未来があるのか――疑問を持つ人も少なくないでしょう。
今は違います。
都会に出なくても、地元にいながら世界とつながれる時代になりました。
インターネットを通じて、都会の企業や海外の人と直接取引することができます。
大切なのは、雇われるのではなく、自分で事業を起こし、つながりを広げていくことです。
とはいえ、地域で事業を始めるのは一人では大変です。
手伝ってくれる仲間がいて、背中を押してくれる先輩がいて、ようやく続けられるものです。
その人間関係こそが地域の強みであり、都会にはない財産でもあります。
地元の資源や魅力を生かしたものづくり、地域に根ざしたサービス。
それを仲間と共に育て、先輩に学びながら磨いていく。
そして発信すれば、共感する人や取引先は世界中に見つかります。
Z世代のみなさんには、その変化を先頭で進めてほしい。