今日は朝から木工旋盤の自主トレです。
上の写真のようなワークを保持する治具を作るところから始めました。
ある球状になったワークをこのように保持するための治具です。

治具ができたので早速切削練習をします。
簡単に方法を書いておきます。
- ワークを円柱状に削る。
- 直径を計る。
- ワークの右端から半径の位置と直径の位置に線を入れる。
- ワークの左端(右端から直径の位置)から直径 x 0.293の位置に線を入れる。これをAとします。
- ワークの右端から直径 x 0.293の位置に線を入れる。これをBとします。
- ワークの左右側面に、円周部から直径 x 0.293の位置に線を入れる。これをCA、CBとします。
この 0.293 はsin 45度の値です。 - 旋盤を回して、AからCAに向かって45度の角度で切削する。
- 同様にBからCBに向かって切削する。
ここまでやると、下の写真のような形になります。

- ここからは目測で球になるように削ります。

- ここでは、極端に歪な形では困りますが、だいたい球になればいいです。

- これで、ワークをパーティングツールやノコギリで切り離します。
- ワークを90度回して、前述の治具で旋盤に固定します。
下の写真の鉛筆で描いた矢印が、最初の段階でワークを保持していたときに軸の方向です。

- これで旋盤を回して、余分な部分を切削して、球面を撫でるように刃物を当てて形を整えます。
- 数回、ワークの保持角度を変えて表面を軽く整えると、かなり正確な球になっていきます。
オイルを塗って完成した球(右)と、前回の自主トレで削った球を並べました。
前回のはヒノキで直径が9cm、今回のはサクラで直径が11cmです。

写真の栗は、2年少し前にZIKUUをオープンした時に植えた栗の木がつけた実です。
明日は、もう少し大きいのを削ってみようと思い、丸太から木取りしました。




この材料だと直径が18cmくらいになると思います。
切削作業自体は30分程度ですが、材料の準備にその3倍くらいの時間がかかります。
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