先日、モノづくり塾『ZIKUU』を建設する上野原市鶴島の町会にお邪魔して、我々の事業の概要説明をしてきました。
20名ほどの住人のみなさんに、我々の製品や塾運営の説明をしました。
限られた予算の中で塾建設を急いでいますが、このような周囲の理解を得る活動は最優先だと思います。
最近、年老いた母の容態が優れなく、介護の必要が出てきており、自由に現地に行って活動する時間が持てなくなりました。そんな事もあって、塾建屋の建築がなかなか始められない状況ですが、家族の安全が優先されると考えて、無理をして活動しないことにしています。
今回痛感したのは、夫婦仲が良くなければ介護はできないということ。赤ん坊の世話をするよりも大変なことがあって、とても一人では介護ができるとは思えません。もし夫婦仲が良くなければ、私の母なことを親身になって面倒を診ることに協力的ではいられないと思います。
母も妻もかけがえのない存在です。
塾では技能や知識を教えたり一緒に学んだりするのが主体になるような印象を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。ですが、私としてはかけがえのない人が幸せを感じられることの方が大事なことだと思っています。技能や知識も大事ですが、そういうこととは関係なく、かけがえのない存在であることが大事だと考えます。塾生も私にとってかけがえのない存在にななるでしょうし、塾生のみなさんにもそれぞれにかけがえのない人がいるでしょう。そんなかけがえのない人たちのことを常に考えながら活動したいと思います。