言葉はコトの葉。行動や現象から生える葉っぱのことです。
モノづくり塾スタッフが心がけているのは、言葉は行動から生まれることを意識することです。言葉だけで商いをする行為は慎むようにしているので、講演や執筆によって利益を得る活動はしません。
誠実な言論活動という困難に挑戦している立派な人はたくさんいますが、正直は美徳であるという価値観を持っていると言われる日本人でも、言葉を使って嘘をつきます。対してコメづくりやモノづくりは、自然や物理に背けない行為で、変なことをすればすぐに結果に現れるので、嘘をつくのが難しいです。
最近ですと、人を騙そうとするときにカタカナ言葉が多用されます。わかったようなわからないようなふわっとした言葉を使って、本来の目的を隠して事を起こそうとします。これにも気をつけるようにしています。現在、衆議院選挙で言葉が飛び交っていますが、これまでも、言葉によって発せられた公約が、選挙が終わってしまえば守られないという現象を多く見てきました。
モノづくり塾は、誠実を担保するためにモノづくりという行為を活用し、生きる知恵と技を脳と身体に染み込ませることを目的としています。
カネからモノへ、カネからコトへ。
これは生きる知恵と技への投資をしましょうというお誘いです。私自身がカネをモノとコトに変えるという目標を立てて、令和6年に完全に目標達成しました。モノづくり塾を建設し設備を揃え、それらを扱えるように学ぶということを実践しました。モノづくり指導を無料でやっても良いと思っているのですが、設備の維持管理費用が捻出できる程度の月謝を設定させてもらっています。
生きる知恵を技を持った誠実な人がたくさん集う日本の共同体にできるように努力していきます。