当面作る予定のものを紹介します

当面、モノづくり塾で作ろうと思っているものを書きます。数日前の投稿「やっても出来ないこと・やれば出来ること」にも書いた通り、「私のやることは、やって見せることと失敗しても落ち込まないことの2つ」です。ふらっと塾に立ち寄ればこの中のどれかを作っている場面に遭遇するかもしれませんし、もしかすると軽く落ち込んでいるところかもしれません。見学は無料ですのでお気軽にお越しください。

こたつ(済)

すでに着手しています。部品と材料はほぼ手持ちのもので間に合いそうなので、部品や材料の調達コストはほぼゼロです。

Quadrifilar Helixアンテナ

Raspberry PiでSDR(ソフトウェアラジオ)のサーバーを動かして、このアンテナを接続し、人工衛星から送出される電波を受信します。これで塾内LANのどの端末からでも電波を受信できることになります。すでに部品の大半は3Dプリンターで出力済みです。部材が揃ったら完成に向けて作業します。部材の調達コストは1万円未満です。

テーブルソー

刃のリフトとスイングができる仕組みを持ったものを構想中です。すでに着手しています。部材が揃ったら完成に向けて作業します。部材の調達コストは1万円未満というところです。

レーザー刻印機・切断機

ステッピングモーターでX軸Y軸を操作し、レーザーで木、革、アクリルなどに彫刻したり、それらを切断したりする機械です。ArduinoにCNCシールドを取り付けてステッピングモーターを動かす仕組みにしようと思います。現在、部品や部材の調達計画を立てているところです。部品や部材の調達コストは5万円前後かと思います。

CNCフライス

ベンチトップタイプのX/Y/Zの3軸CNCフライスです。これまでロードバイクの部品作りにフライス盤を使ってきましたが、省力化をしたいのです。ギターボディの切削などにも使えるはずです。上のレーザー刻印機・切断機と似たようなシステムですが、こちらの方が技術的に少し高度です。部品と部材の調達コストは10万円から20万円というところかと思います。

レーザー刻印機・切断機とCNCフライスについては、誰もが気軽に使えるようにある程度の可搬性を持たせたいと思っています。3Dプリンターはすでにあるので、これらが揃うとCAD/CAMの基本を学べるようになりますね。

これらの製作は、なるべく費用負担がかからないようスモールスタートにします。というのも、モノづくり塾に資金的な余裕がないということもありますが、資金に余裕がない塾生が似たものを作るときのハードルを下げたいからです。、より高度なものや大きなものに挑戦できるように、作り方を記録に残していきます。

また、技術は基本的にオープンソースのものを使います。金銭的な利益を追求するのではなく、公共性を重視するからです。みんなで作ってみんなで育てようということです。

金銭的な利益を追求しないので、仮に良いものが出来たとしても製作依頼は受けません。欲しかったら自分で作ってください。製作方法の指導はします。

突然作りたくなったモノが割り込む可能性もありますし、ガレージの建設作業もあるので、終了時期は明言しません。

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