塾をオープンしてから、Raspberry Pi3にKodiをインストールしてBGMを流したり学習用の動画を再生していましたが、Raspberry Piが壊れたタイミングで、余っているノートPCにLinux Mintをインストールしてサーバーにしたついでに、Kodiをインストールして運用を始めました。
当初は作業場にノートPCにスピーカーを優先接続していたのですが、粉塵対策のためにノートPCはコンピューター室に置き、作業場のスピーカーとはBluetooth接続しました。
下のスクリーンショットはiPhoneの画面で、左はノートPCのKodiにアクセスしている様子、右はVLCメディアプレイヤーを起動してKodiから配信されている音楽のプレイリストを表示している様子です。
![](https://zikuu.space/monologue/wp-content/uploads/2025/01/kodi-VLC.png)
KodiはDLNA (Digital Living Network Alliance)やAirPlayに対応しています。Kodiの他にも同様のことを行うソフトウェアがいくつかあります。
DLNAはネットワーク上の家電、スマートフォン、コンピューターで音楽や映像を共有(配信や再生)を行う規格を定めたものです。AirPlayはApple社の音楽・映像配信を行う仕組みです。
- Kodi が配信する音楽や映像をiPhoneやPCで再生する
- iPhoneやPCで再生する音楽や映像をAirPlay対応機器(Kodi)で再生する
- これらの合わせ技で、KodiからiPhoneやPCに配信された音楽や映像を、AirPlay対応機器で再生する
そういうことができます。
モノづくり塾には塾生やスタッフ用の塾内ネットワークとゲスト用のWifiネットワークがあって、この機能は塾内ネットワークのみで使用できます。
多少古いPCでもKodiを運用できるので、PCを新調するときには古いPCを処分せずにLinuxサーバーにするのをオススメします。ノートPCをサーバーとしてセットアップする方法は過去記事に記載しています。