BlenderGIS

3DモデリングソフトBlenderのアドオンでBlenderGISというのがあります。これには人工衛星からの画像や地形情報を読み込んで3Dモデルを生成する機能があります。

上の画像はモノづくり塾がある山梨県上野原市鶴島の湖南団地付近の3Dモデル。

モノづくり塾は画像中央付近の青い屋根ですが、このデータが記録された時点ではモノづくり塾の建屋の情報が無かったようで、建物の高さ情報が取得できていません。他の建物については高さ情報が取得できているので、建物の立体像が生成されています。

こういう3Dモデルに、建物のテクスチャーをマッピングしてより実際の風景に近づけることができますし、3Dのデータをベクトル情報として保持しているので、拡大縮小、移動、回転など自由自在です。メタバースアプリケーションのようなものを作るのに活用できますね。

このモデルをSTLファイルに変換して3Dプリンターで印刷すれば3D地図の出来上がり。ジオラマみたいなものを作るときに役に立ちそうです。

BlenderはLinux、Mac、Windowsで動くオープンソースのソフトウェアです。無料で利用できるので興味のある方はいろいろと試してみてはいかがですか?

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