20代女性の第一子出産数の現象。これが最も少子化に影響の高い要因だそうです。30代女性の第一子出産数や第二子、第三子の出産数は横ばいらしい。
20代の女性が子供を産まないと人口が増えない、ということです。
以前にも書いたかもしれませんが、子育ては、
- 大人になるまでの養育
- 大人になった時の社会環境の準備
の2つです。
大人になるまで病気や怪我をしないように大事に育て、大人になって自立するときには社会が健全に機能していて職もあるという状態にするということです。子供に良い教育を受けさせるだけでなく、大人になったときの仕事を用意せよということです。
以前は、前者は女性、後者は男性という形で分担するのが一般的でしたが、今はそんなことを言うと怒られたりします。男女平等だ、女性蔑視だって。
出産は体に負担のかかる大きな仕事ですから、元気なうちに産んでおいた方が良いと思う人は多いでしょう。しかしながら、大学まで行ったのだから働きたい、働いた以上はもっと活躍したいとも思うでしょう。
塾のある上野原のような地方都市の場合は、インフラが良くない、働き先がない、高等教育機関が少ない、遊ぶところがないなどが理由で、若い女性が都市部に行ってしまうので、尚更、条件が良くないのかもしれません。これは市でやっていた未来会議の中でも指摘されていたように記憶しています。
森や山がたくさんあるので自然体験や自然の中での子育てを宣伝することもありますが、たぶん、それは若い女性には刺さらないんですね。刺さるのは意識高い系のもっと上の年代の人ばかりです。
私としては、都会の第一線で活躍できる人材がたくさん来てほしいと思いますね。地方の若者には、一度都会で揉まれてから戻ってきて欲しい。そして若い女性(女性に限りませんが)が働きたい学びたいという場所を作っていって欲しいです。モノづくり塾はそういうつもりで運営していますが、今のところあまり効果が出ていません。
大人になってからの社会環境作りができていないんです。少子化対策になっていない。託児所があっても働くところが少ないなら効果が出ませんよね。学歴の高い女性なら、スーパーのパートを「やりたい!」とは思わないだろうし。
例えば、18歳で結婚して子供を産み、25歳から大学に行くみたいな生き方はほぼできませんよね。交通の便が悪いし、近くに行きたい大学はないし、近くに良い仕事もないし、みたいな状況では。
モノづくり塾は、技能を身につけて起業したいという方を歓迎しています。製品作りや情報システム作りのノウハウを共有して一緒につくりあげていけるでしょう。起業する時に塾を事務所や工場として使ってもらって開業資金を節約するのもありです。