LinuxはOSのコア部分の呼称で、そのコア部分に様々な風味のソフトウェア群を載せた配布物をLinuxディストリビューションと言います。
サーバーOSのシェアがダントツ1位のLinuxですが、デスクトップOSの分野ではシェアが伸び続けているとは言え3%強のシェアです。
モノづくり塾内で学習・実務に使うLinuxのオススメを紹介しておきます。
まずはUbuntu。デスクトップとサーバーでシェアの高いディストリビューションです。Linuxの中では重量級と言われるものですが、最新のPCであれば軽快に動作します。
以下、Ubuntu系の人気のあるディストリビューションです。
少し軽量なデスクトップ環境を持つKubuntu。カスタマイズがしやすいのが長所でこのスクリーンショットもMacOS風にカスタマイズしたものです。
次に軽量なもう一つの人気のあるディストリビューション Linux Mint。Windowsユーザーが移行しやすい雰囲気のディストリビューションです。
次にZorin OS。ロシアの(当時)中学生が作ったディストリビューションとのことです。これもなかなか使いやすいです。
最後はリッチな環境のPop!_OS。使いやすいディストリビューションだと思います。
すべてUbuntu系なので、使い方に困ったときは「Ubuntu」を検索キーワードに入れてネット検索すれば良いです。
面倒がなくて無難なのはUbuntuかLinux Mintかなと思いますが、どれを選んでもできることは変わりませんし後悔することはないでしょう。
Linuxはオープンソースですからソースコードはすべて公開されています。その気に慣れば自分でゼロから組み上げることもできますし、その方法も公開されています。またUbuntuなどはMinimalという最小限のディストリビューションがあって、それに各自好きなデスクトップ環境やサービスプログラムなどを追加して自分のディストリビューションを作ることもできます。このようなことはWindowsやMacOSでは体験できないことです。