知識の蓄積と共有について研究する

モノづくり塾での活動から知識を蓄積して公開する方法を研究しています。例えば、

  1. AI塾長・・・・知識、経験、思想、哲学を取り込んでファインチューニングした大規模言語モデルの開発
  2. 電子書籍・・・主要なテーマを抜粋して書籍化
  3. 知識集積・・・日々の活動を半自動的に文書化、映像化
  4. 知識共有・・・蓄積した知識を誰もが利用しやすい形で提供

というようなことを漠然と考えています。

このブログのように日々の活動や思考を記録をしているのは、3の知識集積を意識していますが、塾生も含めた全員の知識を取り込む手法の開発などが必要に感じます。

DiscordコミュニティーではAIボットを作って運用していますが、これは4の知識共有を見据えた実験です。「オンライン勉強会チャンネル」も用意して、各種操作を学べる環境の準備もしています。知識の文書化や映像化がもっと容易にできれば、わたしたちのノウハウを手軽に利用できるようにもなるでしょう。

昨日投稿したn8nのようなAIワークフローを構築するシステムの登場や、それに接続できるサービスが増えてきたこともあり、そろそろ様々な試験的な取り組みができそうに思います。

今日は生成AIを使ってこのブログを電子書籍化できるかどうかを試しています。

ブログをクローリングして、設定したテーマに関連する記事を読み込み、電子書籍の目次を生成する、という処理を生成AIを利用してやってみました。

なかなか良い感じの目次が生成されます。各項目についてブログ記事を読み込んで加筆修正を行い、それを生成AIに校正を依頼するというワークフローを作れたら、一気に電子書籍を作るところまで行けてしまいそうです。これをやるにはバックエンドで複数のAIワークフローを走らせて、専用のフロントエンドアプリケーションを開発するのが良さそうです。


電子書籍構成案(リビジョン版)

第一章:モノづくりと空間の設計

  • 板倉工法による構造図と3D部品モデル(FreeCAD)
  • 建具(窓・扉)設計とセルフビルドの実践記録
  • 木工旋盤体験、作業台・設備整備の取り組み(旋盤教室、CNC以外の現場)
  • CNCレーザー彫刻機の設計と部材図作成、環境整備(防塵フィルター設置など)
  • オンライン学習環境の整備

第二章:技術インフラとIT環境の整備

  • Linuxターミナルサーバー ThinLinc導入とその有用性(CAD共有/リモート対応)
  • n8n+Ollama+QdrantによるAIワークフロー構築実験(ノーコード/RAGアプリ)
  • オンライン勉強会の仕組みの導入

第三章:実験と記録としてのプロジェクト

  • 気象衛星NOAA受信システムの構築と課題記録/再構築プロセス
  • CNCレーザー実験:BMP→Gコード変換、出力課題の改善記録
  • 3Dプリンターを活用した天体望遠鏡の製作

第四章:AIと自己の拡張

  • FreeCAD初体験を通じたCAD教育への転換点(勉強会の実践記録)
  • ファインチューニングやLLM活用の哲学的視点(再度大規模言語モデルについての省察)

第五章:少子化と地域おこしへの提言

  • 地方女子流出、婚活支援の現状と課題の可視化/提言
  • 少子化の見えない対策と地域創生に必要な構造思考
  • モノづくり塾の地域接点としての役割と教育的意義

第六章:哲学としてのモノづくりと社会

  • 技術、倫理、教育、地域社会をつなぐ実践的視座
  • 知識と技能の共有こそが持続可能な地域創りの礎
  • 地域×AI×教育による社会的価値の構築

巻末資料

  • 主要ツールと技術用語一覧(FreeCAD, Pandoc, Raspberry Pi等)
  • ブログ記事一覧と出典URL
  • 用語解説・補足資料

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