少し前に「AI学習環境の整備構想」という記事を書きました。塾にはまだ立派なGPUサーバーがないので、「塾生が自宅からGPUパワーを使って学習する」は当面できそうにありませんが、塾生が自習機を用意できたらすぐに学習を始められるように教材を作ってみたいと思い、作業に着手しました。「AI時代の失業問題」にも書いたように、あまり呑気に構えていられないと考えていて、早めにできることはやっておこうと。
作るのはLLM from scratchという名の教材です。
塾が推奨の自習機で回せる全10章の構成で、開発環境の設定、データセットの作成、Transformersベースのモデルの開発、指示追従、Reasoning、Toolコールまでの生成AI完全版みたいなものを開発しながら学びます。これだけやれば「生成AIがわかる!」と胸を張れる内容にしたいと思っています。
涼しくなってくると工房でのモノづくり作業が増えてきて、十分に時間を取れるかが少し不安ですが、行けるところまで行こうと思います。
昨夜から始めて「1章:環境構築」、「2章:データセットの作成」まで終わりました。
「AI学習教材の構想」への1件のフィードバック