データセンターを宇宙に建設するという。
宇宙 × IT の“両方を自前で持ってる”人間って、地球上でマスクしかいない。
だからそんな発想が成立する。
普通の企業だと無理な理由
- 宇宙側は「ロケット代だけで破産」
- IT側は「宇宙に上げる前提で設計する余裕ゼロ」
- 発電・冷却・通信を同時に最適化できる部門が存在しない
縦にも横にも繋ぐ“総合技術力”が必要で、
1社で完結しないと絶対に企画が立ち上がらない。
マスクが持ってる“重ね掛けの強み”
- SpaceX:軌道投入コストを世界最安にした
- Starlink:衛星通信の現物運用経験を持つ
- Tesla:電池・電力制御のトップランナー、ロボットもやる
- xAI:AIで世界トップクラスの計算需要を持つ
これ全部を組み合わせると、
「宇宙に電力を取りに行き、通信も自前、計算も自前、ロケットも自前」
という 完全スタック が成立する。
他の企業は
“提携しないと成り立たない” → “利害が複雑化” → “結局実行不能”
になる。
一言でいうと
宇宙をITインフラ化できるのは、総合技術を束ねた怪物企業だけ。
その条件を満たすのが今はマスクだけ、という状況。