サーバーにGPUが載ったこともあり、やっとAI塾長の開発を始められます。

ZIKUUの完成形は、
- 身体・・・工房、設備、道具、人の技
- 精神・・・教科書、論文、エッセイ、小説など
- 神経・・・イベント駆動型データ変換搬送パイプライン
- 頭脳・・・AI塾長など
の4つの層が揃ったときに見えてきます。
それがZIKUU v1.0。
別名、文明のバックアップ装置v1.0です。
1から3はすでに準備できています。
4が今日開発を開始したAI塾長です。
このAI塾長は、正解を教えてくれるAIではないのが、たぶん、他の組織と違うところです。
ZIKUUは、形式知・暗黙知・身体知の総体が人間にとって大事なものだと思っているので、暗黙知と身体知に弱いAIが中心になることはありえません。
AI塾長は、正解を回答するというよりは、「それ、この前、○○さんがやっていたよ」とか「それは、○○さんが前回やった失敗に似てるね」のような示唆を出すようになります。
もちろん正解を教えることもできますが、それが主体ではありません。
人がAIに依存する、判断をAIに丸投げするということを避けたいからです。
それをやるために、背後に大きな仕掛けをたくさん作る必要がありますが、一年もあれば完成するでしょう。
以下、余談。
まだ30代の頃、上司とよく飲みに行ったんですが、上司には「椿くんは、作れる人だから、残すことができる。それが羨ましい。」と言われたことがあります。サラリーマンをやっていると、なかなか残すというのは難しいです。
それから30年以上の時を経て、モノづくり塾ZIKUUという施設・設備や教科書や小説を残すことができました。塾生の中には技や経験が残ります。そして、もうすぐ文明のバックアップ装置を残せることになります。
そこまでが、自分の中での既定事項です。
この位置で、淡々と手を動かしていきます。
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