ZIKUUのホームページにある入塾案内のページに現時点で想定している月謝についての記述があります。自由に使える設備が充実しているこの手の施設としては安いと感じるのではないかと思います。
塾を運営するメンバー全員が他に生業があるので塾の運営で利益を上げなくても食べていけるのです。ランニングコストだけ賄えれば良いという計算をしています。補助金や助成金などの公金に頼らなくてもやれます。
私たちは現行の経済システムや金融システムが長く維持できないと考えており、マネーの価値が今後下がると予想しています。なのでマネーを稼ぐことに重きを置いていません。カネはモノ(生産設備)やコト(技能や知恵)に変えてヒト(人材)を作るというのが私たちの目指すことです。
「お金がないからできない」と言って欲しくありません。やりたい事があれば、やりたい事が見つかればどんどんやって欲しいと思っています。
塾生に対しては講義や授業の形式を取りません。教材は目の前の生きたモノづくり行為やデジタル化されたものばかりなので、教材費用があまりかかりません。塾の設備や機械を作るなどの作業を手伝いながら技能と知識を身につけるか、自分がやりたいことをやって塾の指導員がその手伝いをするかのどちらかの方法で作る・学ぶを実践します。前者の場合は材料などの費用は塾持ち、後者の場合は塾生持ちです。
月謝をゼロ円にするという考えもないわけではありませんが、それをやると無目的に遊びにくるだけの人が増えてしまって収集がつかなくなるので困ります。