地方経済を継続的に発展させるために

どこにでも書いてありそうなことですがまとめておきます。

地方経済を継続的に発展させるためには以下のような施策が必要と考えられます。

  1. 若者が住みたい町・村にする : 都会へ人口が集中している現状を変え、若者が地元で生活を楽しめる環境を作ることが大切です。
  2. 観光産業の振興 : 各地方の特産品や名所を活用した観光産業の振興により、地域経済に新たな収入源を生み出すことができます。
  3. 農林水産業の活性化 : 農林漁業の現状分析から需要がある品目を開発し、ブランド化することで新規事業の創出や雇用の増大につながります。
  4. IT活用による生産性の向上 : 地方での業務効率を上げるためのIT導入の促進により、経営管理体制の強化や働きやすい環境の整備に繋げることができます。
  5. 大学・研究機関と連携した新技術開発 : 大学や研究機関との共同研究などを通じて、自地域の特性を活かした新しい産業創出を促進させます。

1が一番難しいかもしれません。すでに若者が減ってしまっているので、若者用の施設を作っても人が集まらない。最低限インフラの維持管理を怠らないようにします。そうしないと何をやるにもうまくいきません。

2については優先順位は一番最後。これに依存すると継続性はありません。人口減少が進めば剥き出しの自然に対峙することになり自然は売りにならなくなります。

3はどこの地方でもやっています。品目を増やす努力を続ければ良いと思いますが、就労人口を維持するのは難しいかもしれません。合業の考え方(木工品製作者が林業を兼業する、食品加工業者が自ら農業をやる)に基づいて、言葉は悪いですが農林水産業をついでにやるのが良いかもしれませんが、そのためには効率化が避けられません。

4は一つ前の投稿に書いたように、簡単なものを広く普及させて底上げをするのが良いです。若者はすぐに覚えますから、中年以降の大人にどうやって普及させるかが鍵です。ボトルネックを減らさないとIT化はなかなか進みません。

5は大学生や研究者を呼び込めるような魅力的な企業活動や住民活動を増やせば良いでしょう。

ちなみにモノづくり塾では1,4,5を主にやりながら3を伸ばしていく考えです。結果的に1が実現できれば良いと思っています。自治体やNPOなどで2に力を入れているところが多いので、これについてはそちらにお任せします。

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