ガレージの建設がもうすぐ終わるので、建屋内にある自転車と関連工具を移動できて、そこにCNCを置くスパースが生まれます。
ソフトウェアは設計にはFreeCAD 1.0 v1.0、スライサーはCreality Print v5.1.7.10514を使います。スライサーについてはOrcaSlicerなどの他のものも使ってみようとは思ってインストールしましたが、だいぶCreality Printと操作が違って戸惑いました。
そんな風に思っていたら、最新版のCreality PrintのUIが大幅に変わっていて戸惑っています。
下のスクリーンショットがCreality Printで設計した部品を読み込んだ様子です。
作ろうと思っているレーザー刻印機は、
- カンチレバー式のベンチトップ型
- NEMA17ステッピングモーターがX軸とY軸の2つでZ軸は手で調整する
- コントローラーはArduino
- ワークエリアは500mm x 500mm程度
を予定しています。
スクリーンショットの部品はサンプルとして読み込んだもので、私の設計ではありません。当面、これを参考にして設計を行い、部材が揃った時点で設計を再検討します。
アルミフレームと3D印刷部品の組み合わせで作るか、一部の部品をアルミ削り出しで作るかなど、他にも検討事項があります。
実際に組み立てるのは、資金が工面できてからで、だいぶ先のことになります。それまでにじっくり設計を進めます。
以前「当面作る予定のものを紹介します」というタイトルの投稿で、年内に作ろうと思っているものを挙げています。これはその1つです。
モノづくり塾にはCAD/CAM用のワークステーションと3Dプリンターがあるので、それらを使ってCAD/CAMを学べ巷のファブラボ的な活動ができますが、実際の本格的なモノづくりに繋げていくには、レーザー刻印機、金属用のCNCフライス、木工用のCNCルーターが必要になります。レーザー刻印機はこの中では一番構造が簡単なので、先に作ってCNCを作る過程を経験しようというのが狙いです。
金属用のCNCフライスを作れば、木工用のCNCを作る際に金属部品の削り出しができるので、製作の効率が上がるでしょう。
いずれの場合も、ノウハウを塾生のみなさんと共有するので、容易に同じものを作れるようになるはずです。
そこまでいくと、塾でも色々とモノづくりネタが増えそうです。例えば、エレキギターをCNCで作るワークショップなども開けるでしょう。
個人的には、モノづくりをするなら、それに必要な道具や機械も自分で作れるようになるべきだと思っています。これはCNCのようなデジタル技術を使うものだけではなく、手道具についても当てはまります。モノの仕組みを理解すると応用力が身につくからです。
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