自分さえ良ければいいんだと思う方は少ないと思います。大抵の人には一定の道徳心や倫理観があると思います。
個人情報を収集していると言われる、LINE、Tiktok、Deepseek、Siriなどが自分の情報だけを収集していると思いますか?
例えば、子供の写真をやり取りした、知人友人との待ち合わせをした。そうすると自分以外の情報も収集されますよね。
技術を利用する際に、冒頭の「自分さえ良ければ」になっていませんか?
リテラシーと呼ばれているものは、技術そのものだけではなく、その影響まで含めて理解するものです。「自分さえ良ければ」は反リテラシーとも反知性とも言えます。
モノづくり塾では、自作PCのススメ、ローカルLLMのススメなど、自分の管理下に技術を置くことを推奨していますし、それに関連する記事もだいぶ書いています。道徳や倫理も含めて、技術の使い方を学ぶ人が増えて欲しいからです。
生成AIを使いたければ自分のPCにインストールして使う。ファイル共有をしたければ自分のPCにサーバーを立てる。そういうことが安価かつ手軽にできる時代になっているので、それが当たり前だと思って良いと思います。
道徳云々とは関係ありませんが、AIを使う仕事が増えて、仕事のやり方が変わっていきますから、学んでおいた方が良いでしょうね。
技術を自分の管理下に置くというのは具体的にどうやるかですが、いずれなるべく簡単にシステム構築する方法についてまとめるつもりです。