箱を仕上げてからSDRで遊ぶ

先日、作った木箱に仕切りを入れて仕上げました。

すべて手道具でやってもそれほど時間がかかりませんが、今回は塾生たちの真似をして、極力機械だけで作ってみました。所要時間は2時間くらいだったと思います。


午後からは、久しぶりにSDRを使うプログラムを書いて楽しみました。

やったのはADS-B(Automatic Dependent Serveillance-Broadcast = 放送型自動従属監視)です。

上空を飛ぶ航空機のデータ(電波)をSDRで受信し、仮想ブラウザで表示した地図に受信した航空機の情報を描画する仕組みです。便名、進行方向、高度がわかります。

readsbというRTL-SDRから1090MHz電波を受信して、ADS-B / Mode-S フレームをデコードして JSON 出力するプログラムと、tar1090というreadsb のデータを HTTP 経由で読み込み、Leaflet 地図上に描画する Web UIを使い、それをキックして生成された画像をDiscordに投稿するシェルスクリプトを組み合わせています。

書いたプログラムはシェルスクリプト1本。
Docker composeでreadsbとtar1090を起動しておき、cronで定期的にシェルスクリプトを動作させています。

画像はZIKUUのDiscordの公開チャンネルに投稿しているので、コミュニティーに参加すれば誰でも見られます。ソースコードは塾スタッフや塾生とGitHubで共有しています。

SDRは、FM放送を受信してコンピューターで聴くだけでも、新鮮な驚きがあって楽しい機器ですし、安価なもので、いろいろと楽しめるので、電波好き、ガジェット好きの方にはオススメです。

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